『ごくせん2』における赤西仁の役名は「矢吹隼人(やぶき・はやと)」。黒銀学院高校3年D組を束ねる喧嘩っ早い頭脳派不良でありながら、仲間思いで筋の通らないことを嫌う熱いハートの持ち主でした。仲間由紀恵が演じる熱血教師“ヤンクミ”こと山口久美子と真っ向からぶつかり合い、次第に心を開いていく過程は、多くの視聴者の涙を誘いました。
当時、赤西仁の年齢は20歳。整った顔立ちに少しルーズに着崩した制服、シルバーアクセサリー、そして気だるげな佇まいから一転して見せる鋭い眼光は、同世代の男性からも「とにかくかっこいい」と憧れの対象になりました。当時のストリートファッションやヘアスタイルに決定的な影響を与えたことでも知られています。
ヤンクミのストレートな言葉を受け止める隼人の表情には、単なる不良少年にはない憂いと色気が漂っていました。仲間由紀恵との迫真の掛け合いは現場でも高い評価を受け、赤西仁という表現者のポテンシャルを一気に世に見せつける結果となったのです。