つるとんたんの歴史を語る上で欠かせないのが、洗練された店舗プロデュースと総合的なトータルリゾート事業を手掛けるカトープレジャーグループの存在だ。うどんを単なるファストフードから「贅沢な外食体験」へと昇華させた手腕は、外食産業全体に大きな衝撃を与えた。
そして、ブランドの世界観を確立する上で重要な役割を果たしたのが、女優の夏木マリ氏である。彼女が持つ洗練された感性と美意識が、シックなインテリアや照明デザイン、シックな音楽の選曲に至るまで息づいている。歌舞伎町という刺激的な空間において、ジャズが流れるシックな空間で大鉢の麺を啜るというギャップ。このスタイリッシュな対比こそが、大人たちが集う隠れ家としての魅力を決定づけているのだ。