資源エネルギー庁が発表する最新の給油所統計や週次価格調査を見るまでもなく、ドライバーの「油離れ」は鮮明だ。ハイブリッド車の急速な普及、車両そのものの燃費性能向上、そして地方における人口減少。三重苦とも言える構造要因が、従来の油給(燃料油販売)依存型モデルを直撃している。
石油連盟の幹部も「単純に燃料を売るだけのガソリンスタンド経営は、数年以内に限界を迎える」と危機感を隠さない。店舗数はピーク時の半数近くにまで激減。地方の過疎地では「SS過疎地」の問題が深刻化しており、災害時の緊急燃料補給手段をどう守るかが行政レベルの懸案事項となっている。