高血圧をコントロールしながら充実したナイトライフを送るためには、心臓への急激な負担を避けるための日常的な工夫が効果を発揮します。
第一に、環境の温度差をなくすことです。冬場の冷え切った寝室は交感神経を刺激して血管を収縮させ、基礎血圧を跳ね上げます。事前に暖房で部屋を十分に暖めておく配慮が欠かせません。また、性行為直前の熱い風呂への入浴や、行為直後の冷水シャワーは急激なヒートショック現象を誘発するため厳禁です。
第二に、行為のタイミングと体位の工夫です。深酒をした後や満腹時、深夜の極度の疲労時は避け、心身ともに余裕のある時間帯を選びましょう。また、息を止めて強くいきむような姿勢や腕立て伏せのような過度の筋緊張を強いる体位は、血圧の急上昇を招きやすいため、上半身をリラックスさせられる姿勢を選ぶことが推奨されます。