本業のジャンルが全く異なる二人の交差点は、日本のエンターテインメント界にとっても刺激的な化学反応をもたらした。プロレス界を牽引する新日本プロレスのトップスターと、お笑い界の巨頭・吉本興業が生んだ異色のタレント。この異種格闘技戦とも言える顔合わせは、テレビ放送事業におけるキャスティングの可能性を大きく押し広げた。
リング上で培われたレスラー独特の間合いの取り方や魅せるパフォーマンス力は、お笑いの現場でも異彩を放った。方正の持つ卓越した受けの美学と相まって、双方の魅力を極限まで引き出す相乗効果が生まれたのだ。異ジャンルのプロ同士が本気でぶつかり合ったからこそ、子供から大人まで世代を超えて愛される怪物企画へと昇華した。