フロントガラスの飛び石で車検落ちる?合否の基準と修理費用【2026】

フロントガラスの飛び石で車検落ちる?合否の基準と修理費用【2026】

フロントガラスの飛び石で車検落ちる?合否の基準と修理費用【2026】に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

Q1:車検の当日に飛び石傷を見つけました。応急処置として透明テープを貼って持ち込めば車検に通りますか?
A1:絶対に通りません。ガラス表面へのテープの貼り付けは、保安基準第29条で規定された「窓ガラスへの貼付物制限(検査標章や指定の保安基準適合ステッカー等を除く)」に違反するため、それ自体で即不合格となります。また、傷を隠そうとする行為は検査官の心証を悪くするだけでなく、走行中にヒビが広がる危険極まりない状態です。ただし、「業者にリペアを依頼するまでの数日間、雨水やホコリの侵入を防ぐ目的」として傷口の上にだけ小さなセロハンテープを貼る応急処置は、内部汚染を防いでリペアの仕上がりを高めるために非常に有効です。

Q2:助手席側の隅にある小さなヒビですが、車検で落とされる可能性はありますか?
A2:十分に落とされる可能性があります。助手席側であっても、「容易に貫通されない強度」「亀裂が走っていないこと」という保安基準の根本要件は共通です。ガラスの端から近い位置にあるヒビは、車検テスターの振動や走行時のねじれで一気に広がる危険が高いため、未補修の状態であれば助手席側であっても不合格判定を下す検査員が多数派です。車検場に持ち込む前に、必ずリペア施工を済ませておく必要があります。

Q3:車検の合否判定は、ディーラー車検と街の格安車検(指定工場やユーザー車検)で違いがありますか?
A3:判断の「厳しさ」に明確な差が出ます。民間車検場(指定工場)を運営する正規ディーラーや大手整備チェーンは、不正車検による営業停止リスクを極度に警戒するため、基準の解釈が極めて保守的です。「少しでもヒビが伸びるリスクがあれば通さない(全面交換を要求する)」傾向があります。一方、車検場への持ち込み(ユーザー車検や認証工場による代行)では、検査官の目視裁量による部分もありますが、近年はカメラやタブレット端末を用いた記録の厳格化が進んでおり、「運良く通る」という期待は通用しなくなっています。

Q4:飛び石でガラス交換をする際、車両保険の「免責金額」がゼロなら保険を使った方が得ですか?
A4:一概に得とは言えません。免責金額が0円であっても、保険を使用すれば翌年度の等級が1等級ダウンし、さらに1年間の「事故有係数」が適用されます。これにより、翌年および翌々年の保険料が数万円規模で高くなります。現在の等級(例えば20等級と10等級では割引率の差が異なる)や年間の支払保険料によっては、保険料の増額総額が4万〜6万円程度で済むケースもあり、総額15万〜20万円の交換費用に対しては保険使用が有利に働くことが多いですが、必ず保険代理店に「翌年以降の保険料増額試算」を出してもらい、手出し総額を比較して決定してください。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。