テレビ番組「NHKあさイチ」の健康特集や、医療系YouTuberによる実践解説動画がきっかけとなり、鼻うがいの認知度は一気に広まった。特にYouTube上で耳鼻科医が正しいやり方を動画で実演したコンテンツは数百回再生を超え、若年層への普及を後押ししている。
こうしたブームを受け、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会などの専門機関も、感染症流行期における上気道ケアとしての有効性を認めつつある。ウイルスが上皮細胞に侵入・増殖する前に水流で物理的に洗い流すという発想は、手洗いうがいに続く「第3の感染予防策」として位置づけられつつあるのだ。