小さな子どもが途中で飽きず、確実に「いい音」を鳴らせる最短ルートは驚くほどシンプルだ。道具はハサミ、両面テープ、ビニールテープだけで完結する。
第1ステップは、ベースの切り出し。牛乳パックの底から約15センチの帯状に切り込みを入れ、半分に山折りする。このとき、折り目部分に外側から布ガムテープを一本補強しておくことが、何千回叩いてもへたらない「バネ性」を保つ最大のコツだ。
第2ステップは、ストライカーの固定。上下の内側にキャップを向かい合わせで貼り付ける際、あらかじめ鉛筆で噛み合わせの位置をマークしておく。数ミリのズレが音のくぐもりを生むため、大人がガイドラインを引いてあげると失敗がない。
第3ステップは、グリップの調整。子どもの小さな指がすっぽ抜けないよう、外側に輪っか状にした平ゴムやマスキングテープを通す。わずか10分足らずで、幼児でも指先や手のひら全体で軽快なリズムを刻めるオリジナル楽器が完成する。