視聴者が最も不安視しているのが、毛の濃さだけでなく背中の黒ずみやぶつぶつの正体です。これには単なる肌荒れにとどまらない、いくつかの皮膚科的・内科的な要因が専門家から指摘されています。
まず疑われているのが、毛包炎(毛嚢炎)およびマラセチア毛包炎です。背中は皮脂腺が多く汗をかきやすい部位ですが、クロちゃんのように密集した体毛があると通気性が著しく低下します。汗や皮脂が毛穴に詰まり、常在菌であるマラセチア菌やブドウ球菌が異常増殖することで、赤く腫れたぶつぶつやニキビのような炎症が慢性化します。
次に、ネット上でクロちゃんの背中の病気の噂として頻繁に名前が挙がるのが「黒色表皮腫(こくしょくひょうひしゅ)」です。これは首の後ろや脇、背中などの皮膚がベルベット状に肥厚し、黒褐色に変色する皮膚疾患です。黒色表皮腫は、高度の肥満や2型糖尿病、インスリン抵抗性と密接に関連していることが分かっています。
クロちゃんは過去に医療バラエティ番組『名医のTHE太鼓判!』などで、重度の2型糖尿病や慢性腎臓病、高血圧、脂質異常症を患っていることが判明し、医師団から「突然死してもおかしくない」と警告を受けた経緯があります。慢性的な高血糖状態による血行障害やターンオーバーの異常、そして衣類や寝具との摩擦による色素沈着が重なり、あの痛々しい黒ずみが形成された可能性は極めて高いと考えられます。