『十三機兵防衛圏』はつまらない?挫折する理由と評価が一変する瞬間

『十三機兵防衛圏』はつまらない?挫折する理由と評価が一変する瞬間

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ゲーム体験を極限まで高めているのが、ベイシスケイプの崎元仁氏を中心としたサウンドクリエイター陣による重厚なBGMだ。壮大なオーケストラとSF感を際立たせるデジタルサウンドが融合した楽曲群は、崩壊編の緊迫した戦場や、追想編の切なく儚い昭和の情景を見事に彩る。音の広がりひとつで、プレイヤーの没入感は跳ね上がる。

本作のグローバルな成功を支えたパブリッシャーの存在も見逃せない。販売を手掛けた株式会社アトラス、そしてその親会社である株式会社セガの強力な展開力により、本作は国境を越えて熱烈なファンを獲得した。当初はPlayStation 4専用ソフトとして世界を驚愕させたが、後に移植されたNintendo Switch版によって携帯モードでの手軽なプレイが実現し、新規ユーザーの裾野を爆発的に広げた。コンシューマーゲーム業界において、オリジナルIPのSF作品がこれほどの世界的評価とロングヒットを記録した例は極めて稀である。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。