突然の別れから時を経て、大きな反響を呼んだ映画『TELL ME 〜hideと見た景色〜』。作品の中で鮮明に切り取られたのは、残された者たちが直面した途方もない困惑と、それを乗り越えて音を届けようとした執念だった。X JAPANの活動と並行してhideが温めていたソロプロジェクトの意志を、いかにして具現化し続けるか。そこに妥協は一切存在しなかった。
リーダー亡き後も、彼らは立ち止まらなかった。YOSHIKIをはじめとする盟友たちの思いとも交差しつつ、Universal Music Japanから解き放たれた音源群は、時を超えて新たなファンを獲得し続けている。KIYOSHIがステージで見せたダイナミックなプレイは、悲しみを圧倒的なロックの初期衝動へと昇華させる力を持っていた。