「明日が提出期限なのにまだ1行も書けていない」――そんな絶体絶命のピンチに直面したときでも、諦める必要はありません。読書感想文を短時間で完成させるための最大の裏ワザは、読書と執筆を同時に行う「メモ書き読書術」にあります。
最初から最後まで漫然と読むのではなく、付箋を片手にページをめくります。「心が動いた場面」「怒りや疑問を感じたセリフ」「自分の体験と思い出した瞬間」の3点だけに注目し、付箋を貼って一言メモを残すのです。読み終えた時点で、手元にはすでに感想文の骨組みとなるパーツが揃っています。
執筆の際は、以下の4段構成モデルをそのまま当てはめるだけで、原稿用紙(一般的に5枚・2000字以内)を無理なく埋めることができます。
1. 【導入】 なぜこの本を選んだのか、読む前の自分の状態や疑問(全体の10%)
2. 【あらすじと心の動き】 特に印象に残った一場面と、その時の感情(全体の30%)
3. 【自身の体験との対比】 本の出来事を自分の過去の経験や身近な出来事と比べる(全体の40%)
4. 【結び・今後の変化】 本を読み終えて、明日からの行動や考え方がどう変わるか(全体の20%)
この構成案に従ってメモを文章化していくだけで、論理的で読み応えのある文章が一晩で完成します。文章力に自信がない生徒でも、構成の型さえ守れば破綻のない見事な一文を紡ぎ出すことが可能です。