公式発表にあった「体調不良」や「健康上の理由」の真相について、ファンや関係者の間では様々な分析がなされました。最大の要因として挙げられるのが、10代前半からトップアイドルとして走り続けたことによる極度の心身の疲労です。
渡辺麻友さんは現役時代、ファンやメディアから「アイドルサイボーグ」「CGアイドル」と呼ばれるほど、隙のない完璧なパフォーマンスと徹底した自己管理を徹底していました。AKB48選抜総選挙で念願の1位を獲得するなど、グループの顔としての重責を背負い続ける一方、私生活の乱れやスキャンダルは10年以上の在籍期間中にただの一度もありませんでした。
常に「ファンの理想のまゆゆ」であり続けようとするストイックなプロ意識は、彼女の最大の魅力であったと同時に、知らず知らずのうちに本人の心身を削り続けていたと考えられます。関係者の証言などからも、引退の数年前から体調を崩す頻度が増え、気力だけで現場に立ち続ける限界に近い状態であったことが伺えます。自身が求める高い水準のパフォーマンスを提供できなくなったことが、潔い決断の引き金になったのは間違いありません。