東京卍會(東卍)の創設者にして初代総長を務める佐野万次郎。トレードマークの金髪と気だるげな佇まい、そして仲間から親しみを込めて呼ばれる「マイキーくん」の愛称とは裏腹に、不良界隈では「無敵のマイキー」として畏怖される伝説の少年です。
彼の強さの秘密は、実家の「佐野道場」で幼少期から祖父に叩き込まれた空手の技術と、天性の格闘センスにあります。とりわけ相手の頭部へ一撃で打ち込む鋭利な上段蹴りは、巨漢の猛者であっても一瞬で沈める必殺の威力を誇ります。
また、彼の象徴とも言えるのが愛機であるCB250T(通称:バブ)です。幼少期に原付の愛車を「ホーク丸」と名付けて大切にしていたエピソードは、普段の無邪気な少年らしさを物語る名場面として知られています。仲間を何より重んじ、圧倒的な腕力で組織を束ねる彼でしたが、その内面には常に脆く危うい影が潜んでいました。