現在進行しているトーナメントは、まさに息もつけぬ展開を見せている。序盤戦からタイブレークにもつれ込む死闘が頻発。各県の1位校が順当に勝ち上がる一方で、緻密な戦術で挑む2位・3位校が終盤に試合をひっくり返すアップセットも起きた。
全試合スコアを追うと、今大会の際立つ特徴は「守備の乱れが即座に大量失点へと直結するシビアさ」にある。序盤のリードに安住したチームが、相手の継投策と機動力に呑まれるシーンが幾度も見られた。トーナメントを勝ち上がるごとに研ぎ澄まされていく選手たちの集中力は、まさに甲子園出場を懸けた真剣勝負そのものだ。