ただし、すべてを「ジェネリック」で済ませることには慎重な声もある。皮膚科医やコスメコンシェルジュが指摘するのは、有効成分以外の「基剤(ベースとなる水や保湿剤)」や「浸透技術(カプセル化など)」の差異だ。
有効成分の名称と濃度が同じであっても、肌への浸透スピードや馴染みの良さ、使用感の心地よさは高級デパコスに一日の長がある場合も多い。また、微細な防腐剤や界面活性剤の違いが、敏感肌の人にとっては肌荒れのトリガーになることもある。単に「成分が同じだから完璧な代替品になる」と過信せず、自分の肌との相性をパッチテストで見極める視点が欠かせない。