群馬県は内陸部に位置するものの、近年の地球温暖化に伴う線状降水帯の発生や豪雪、さらには大規模地震の懸念と無縁ではない。災害発生時、迅速かつ効果的な救助活動を行うためには、平時からの関係機関との連携が欠かせない。
群馬地本は、県内の各市町村や警察、消防との間で定期的な意見交換会や合同防災訓練を主導している。単なるマニュアルの確認にとどまらず、災害対策本部への連絡員(LO)派遣手順の擦り合わせや、互いの資機材に関する相互理解を深めるなど、極めて実践的な取り組みが続く。「いざという時に互いの顔が分かっていることが、初期対応の初動を決定づける」と関係者は語る。