電気通信事業の舵取りを担うトップたちの戦略も大きく分かれている。ソフトバンクの宮川潤一社長は、AIを活用したネットワーク最適化と地下インフラへの集中投資を早期から打ち出し、混雑エリアでの品質維持に強いこだわりを見せてきた。
対するNTTドコモは、既存設備の再チューニングと周波数の高効率利用による巻き返しを図る。KDDIは鉄道事業者との強固な連携を活かしたネットワーク構築を強みとし、楽天モバイルはコストパフォーマンスを武器に地下エリアの独自開拓を進める。4者4様の戦略が、地下空間という特殊な戦場で火花を散らしている。