徳光和夫氏とミッツ・マングローブ氏の関係性を語る上で、まず整理すべきは徳光家の正確な家系図です。ミッツ・マングローブ氏の本名は徳光修平(とくみつ しゅうへい)。父は徳光和夫氏の実弟である徳光次郎氏です。つまり、徳光和夫氏はミッツ氏にとって「父の兄=伯父」にあたり、ミッツ氏は和夫氏から見て「弟の息子=甥」という間柄になります。
徳光家はもともと文化人・表現者を輩出してきた名家です。祖父は映画監督として松竹などでメガホンを取った徳光寿雄氏。その長男として誕生したのが元日本テレビアナウンサーの徳光和夫氏であり、次男としてビジネス界に進出したのがミッツ氏の父・徳光次郎氏でした。次郎氏は大手百貨店・伊勢丹の海外事業で手腕を振るい、英国伊勢丹(ロンドン)の社長を務めるなど国際派ビジネスマンとして活躍した人物です。
ミッツ氏自身、慶應義塾幼稚舎から慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校を経て慶應義塾大学法学部政治学科を卒業し、さらにロンドン市内のウエストミンスター大学へ留学するという華麗な学歴を持っています。名門校仕込みの教養と、思春期をロンドンで過ごした国際感覚、そして祖父や伯父から受け継いだ表現者のDNAが、現在の知性あふれるコメント力の土台となっているのは間違いありません。