ルックスと話題性だけで言えば、いつでも芸能界に足を踏み入れることができたはずだ。実際、過去には複数のメディアや芸能関係者からの打診があったとも囁かれている。それでも彼が造園業という現場を選び続ける理由はどこにあるのか。
それは「手作業で形を残す仕事」への強い誇りがあるからに他ならない。樹木と向き合い、四季の移ろいを感じながら、顧客の理想を形にする。その達成感は、一瞬の歓声やカメラのフラッシュでは代えがたいものなのだ。自分の腕一本で生きていく職人としてのプライド。流行に流されない揺るぎない確信が、彼を現場へと突き動かしている。