白米千枚田の冬から春にかけての風物詩であるイルミネーションイベント「あぜのきらめき」は、復興の希望を灯すイベントとして特別な意味を持って継続されています。広大な斜面に広がるあぜ道に、数万個のソーラーLED装置「ペットボタル」が一つひとつ手作業で設置されます。
日没とともに自動点灯するイルミネーションは、ピンク、ゴールド、シアン、グリーンへと約15分ごとに色を変えながら幻想的なグラデーションを描き出します。日本海の荒波の音とともに暗闇に浮かび上がる光の棚田は、息をのむほどの美しさです。ボランティアの手によって丁寧に並べられた無数の光は、地域再生への祈りと全国への感謝のメッセージそのものと言えます。
夜間は海風が強く冷え込むため、見学には防寒対策が欠かせません。道の駅の暖かいテイクアウトドリンクを手に、展望広場から静かにきらめく棚田を眺める時間は、他では味わえない感動的な体験となります。