本格的にフォームを磨きたいスイマーや、長距離を淀みなく泳ぎ切りたい人にとって、レーン環境の質は施設選びの最重要項目だ。国際大会の舞台となった東京アクアティクスセンターは、一般開放日を利用すれば誰でも世界最高水準のメインプールやサブプールで泳ぐことができる。圧倒的な天井高と澄み切った水深を誇る水路は、ひと掻きごとに全身へ伝わる推進力のリズムを劇的に変えてくれる。
一方、各自治体が管理する公営の温水プールも侮れない。徹底した室温・水温管理により、季節を問わず年間を通じてベストなコンディションが保たれている。多くの施設では「完泳コース」「ウォーキング専用コース」「初心者向けコース」と明確に区分けされており、周囲のペースに惑わされることなく自分のトレーニングへ没頭できる。