待乳山聖天の信仰の神髄として全国の信者から絶大な信頼を寄せられているのが、秘法中の秘法とされる浴油祈祷(よくゆきとう)です。これは、温めた上質の胡麻油を聖天像に何百回・何千回と注ぎ清めながら祈念する聖天宗最高峰の祈祷法です。
現地での聞き取り調査や参拝者の声を集約すると、浴油祈祷に対する評価は極めて高く、以下のような実感が語られています。
「長年こじれていた商談が、7日間の浴油祈祷を申し込んだ直後に驚くような形でまとまった」「夫婦関係の危機に直面していたが、参拝と祈祷を続けてから不思議と家庭内に対話が戻った」といった、切実な現世利益に関する報告が枚挙にいとまがありません。待乳山聖天では毎日欠かさずこの浴油祈祷が厳修されており、遠方から郵送で祈祷を申し込む経営者や芸能関係者も多数存在します。
また、授与品として特に人気が高いのが「巾着お守り(歓喜袋)」と「大根お守り」です。
- 歓喜袋(巾着守):金運招福、商売繁盛、財産保全のご利益。財布や金庫、普段持ち歩くバッグに入れておくと財が漏れ出さず集まると言われています。
- 大根守・良縁守:心身の健康、人間関係の調和、夫婦円満、良縁成就。二股大根のように互いに支え合い調和を保つ力が宿ります。
境内の絵馬掛け所を見渡すと、切実な事業再生の願いから家族の健康、復縁や良縁を祈願する絵馬がびっしりと奉納されており、訪れる人々の真剣な祈りの熱量が境内全体に満ちています。