「大衆食堂スタンドそのだ」を訪れる上で絶対に外せないのが、訪れた者の胃袋を掴んで離さない個性豊かな看板料理の数々です。定食としても酒の肴としても成立する完成度の高さを誇ります。
1. 名物メンチカツ:肉汁の凝縮と特製ソースの黄金比
注文が入ってから丁寧に揚げられる名物メンチカツは、丸々と太いボール状のビジュアルが特徴です。サクサクと小気味よい衣に箸を入れると、閉じ込められていた肉汁が溢れ出します。オーロラソースをベースにしたコクのある特製ソースがたっぷりとかけられており、肉の力強い旨味と酸味が見事な調和を生み出しています。
2. チャーシューエッグ:白米と酒を無限に進ませる絶対王者
厚切りにカットされた自家製煮込みチャーシューの上に、絶妙な半熟加減の目玉焼きが2つのせられたチャーシューエッグ。甘辛く濃厚なタレが染み込んだ柔らかな豚肉に、とろりとした黄身を絡めて口に運ぶ瞬間はまさに至福。ランチタイムには定食の主役として、夜はビールやハイボールのアテとして圧倒的な注文率を誇ります。
3. バイスサワー:シャリキン仕立ての爽快な中毒性
ドリンクの象徴的存在が、下町酒場でおなじみのシソエキスを使用したバイスです。シャーベット状に凍らせた焼酎(シャリキン)にバイスシロップと炭酸を合わせ、どこか懐かしい昭和アニメ風のオリジナルイラストグラスで提供されます。シャリシャリとした口当たりと甘酸っぱいキレ味が、揚げ物や肉料理の脂っぽさを綺麗に洗い流してくれます。アルコール度数はしっかり高めのため、1人3杯までの杯数制限が設けられている点も名物たる所以です。
4. 中華そば:尾道ラーメンの系譜を継ぐ本格派の〆
呑兵衛の心を掴んで離さないのが、本格的な出汁感が光る中華そばです。いりこや魚介の風味が力強く香る澄んだ醤油スープに、大粒の豚背脂と平打ち麺が絡み合います。広島・尾道ラーメンのスタイルを踏襲した本格的な一杯であり、居酒屋の片手間の〆という次元を遥かに超えた完成度を誇るため、中華そば単体を目当てに来店するファンも少なくありません。