グリーンイグアナは成体になると全長1.5メートルから2メートル近くに達し、体重も5キログラムを超えてくる大型爬虫類だ。鋭い爪と強力な顎を持ち、尾を一振りするだけで人間が怪我をすることすらある。決して犬や猫のようにスキンシップを好む動物ではなく、基本的には一定の距離感を保ちながら観察を楽しむ存在だ。
特に発情期を迎えたオスはテリトリー意識が急上昇し、性格が一時的に荒くなる個体も珍しくない。幼少期から根気強くハンドリングを行って人間に慣れさせる努力は不可欠だが、彼らが内に秘める野生の本能を完全に抑え込むことは不可能だという前提を肝に銘じる必要がある。