高校後半から大学進学にかけての時期、実家の事業が深刻な経営難に陥る。バブル崩壊以降の厳しい景気変動の波に飲まれ、父親が経営していた会社はついに経営破綻へ追い込まれた。莫大な負債を抱えたことで両親の離婚も重なり、これまで享受してきた裕福な生活は一夜にして崩れ去ってしまった。
実家という後ろ盾を失ったショックは計り知れない。しかし彼女は下を向くことなく、現実を正面から受け止めた。学費や生活費を工面するため、早朝から深夜までアルバイトを掛け持ちする日々がスタートする。華やかな「湘南白百合のお嬢様」から一転、自力で生計を立てるハードな苦学生生活へと足を踏み入れたのだった。