ネット上の情報や旅行ブログでは、金の湯に関して一部の誤解や誇張が見受けられます。現地で失敗しないために、知っておくべき3つの真実を整理します。
誤解1:「金が入っているから赤い・金色だから金の湯」という俗説
「金が含まれているから黄金色に輝く」と誤解されることがありますが、前述の通り色の正体は鉄分の酸化(鉄錆)です。「金泉」という呼称は、無色透明の「銀泉」に対する風流な対比として名付けられたものであり、貴金属の金が含まれているわけではありません。
誤解2:「強塩泉だから入浴後はシャワーで洗い流してはいけない」という誤り
温泉成分を肌に残す「上がり湯をしない」入浴法が一般的に推奨されることがありますが、金の湯においては肌質に応じた慎重な判断が求められます。金の湯の塩分濃度は非常に高く、皮膚が弱い方やアトピー体質の方が成分を付着させたまま放置すると、皮膚炎や激しい痒み(湯ただれ)を引き起こすリスクがあります。敏感肌自覚のある方は、入浴後に真水のシャワーでしっかり洗い流すことが医学的にも推奨されます。
誤解3:「温泉街のど真ん中だから車で横付けできる」という勘違い
有馬温泉の中心部は道幅が極めて狭く、歩行者で溢れかえっています。金の湯の敷地内には一般来館者用の専用駐車場は存在しません。車でアクセスする場合は、温泉街の入口周辺にある「有馬パーキング」やタイムズなどの有料駐車場に停め、情緒ある路地を徒歩で5〜10分ほど散策しながら向かうのが鉄則です。