空間除菌という領域において、独自のアプローチで市場を牽引してきたのがパナソニックの空間除菌脱臭機「ジアイーノ」だ。一般的な超音波加湿器による除菌液噴霧とは根本的に異なり、機器内部で食塩水を電気分解して次亜塩素酸水溶液を生成し、吸引した空気中の菌やニオイをフィルター上で洗浄・分解して放出する機構を採用している。
この方式は、気体状の次亜塩素酸を安全基準内の極めて低濃度(環境基準よりはるかに低いレベル)で揮発させる設計となっており、医療・ヘルスケア産業の現場やペットを飼育する家庭で高い評価を得ている。家電メーカーが技術力によって安全性と実用性を両立させた好例といえる。