1961年に初代として登場した真理ヨシコから、現在活躍中の第22代・ながたまやまで、彼女たちの歩みはまさに日本の子ども向け番組の進化史そのものだ。オーディションの狭き門をくぐり抜けた歌姫たちは、就任期間中に厳しいプロ意識を求められる一方で、卒業後には多種多様なキャリアへと羽ばたいていく。
元宝塚歌劇団の経歴を持つ第19代・はいだしょうこは、その圧倒的な歌唱力はもちろん、卒業後に見せた独特の天然キャラクターと驚異的な画力でバラエティ界を席巻した。一方で第20代の三谷たくみは、惜しまれつつ卒業した後は公の場から離れ、静かに自らの人生を歩む道を選んだ。第21代の小野あつこはミュージカルや舞台、子ども向けイベントの現場で今なお精力的な活動を続けている。それぞれの現在地を知ることは、あの頃の思い出を再び温める旅でもある。