「本物の美味しさは、厳選された土壌と素材からしか生まれません」と語るのは、株式会社御菓子御殿の代表取締役社長である澤岻英樹氏だ。元祖としての誇りと品質を守り抜くため、原料調達へのこだわりには一切の妥協がない。地元農家やJAおきなわとの強固な連携により、読谷村をはじめとする沖縄本島各地で収穫される高品質な紅芋を優先的に確保している。
紅芋は病害虫の侵入を防ぐ植物防疫法により、生のまま県外へ持ち出すことが厳しく制限されている。だからこそ、現地で採れたてをペースト加工し、風味を閉じ込めるスピードが命だ。澤岻英樹社長が率いる同社では、ペーストの水分量や練り込み温度を気候に合わせて微調整し、あの滑らかな舌触りを生み出している。この徹底した品質管理こそが、類似品を寄せ付けない元祖ならではの秘密なのだ。