かつて「面接時間が予定より短い」ことは、不採用の決定的な証拠とされてきた。無駄な時間を省くための面接官の配慮、というのがその理由だ。だが、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する現代の店舗運営において、この常識は覆されている。
「優秀な人材ほど、確認事項が少なくて済むため5分で面接が終わるケースも増えています」と、都内で大手飲食チェーンの採用を担当するマネージャーは語る。逆に、履歴書に不備があったり、コミュニケーションに懸念があったりする応募者ほど、確認のために時間が長引く傾向があるという。つまり、時間の長さだけで一喜一憂するのは無意味なのだ。