この町を語る上で絶対に外せないのが、食の宝庫としての顔だ。中でも「いちごの王様」と称される大粒イチゴ「アイベリー」は、甘みと酸味のバランスが絶妙で、一度味わえば忘れられない衝撃を与える。贈答用としても高い人気を誇り、収穫期には遠方からわざわざ買い求めるファンで行列ができるほどだ。
そしてもう一つの主役が、徹底した衛生管理のもとで育まれる「東庄SPF豚」だ。臭みが一切なく、ジューシーで柔らかい肉質は、都内の高級レストランシェフからも絶大な信頼を寄せられている。地元の飲食店で提供されるとんかつやポークソテーは、口に入れた瞬間、脂のほのかな甘みが広がり、思わず溜息が漏れる美味しさだ。
豊かな土壌と澄んだ水、そして農家の惜しみない手間暇が、この奇跡的な味覚を生み出している。食を求めて訪れるリピーターが後を絶たないのも当然と言えるだろう。