食事の改善と並行して取り入れたいのが、代謝を最大化させる効率重視の運動ルーティンです。腹筋運動(クランチ)だけを何百回と繰り返しても、お腹の脂肪だけが局所的に消えるわけではありません。体全体のエネルギー消費を高めるために、下半身を中心とした大筋群の筋力トレーニングが不可欠です。
最も効果的なのはスクワットです。太ももやお尻には全身の筋肉の約6割から7割が集中しており、スクワットでこれらの筋肉を刺激することで、基礎代謝と成長ホルモンの分泌を一気に底上げできます。週に2〜3回、正しいフォームで15回×3セットを行うだけでも、脂肪燃焼の土台が完成します。
さらに短期間で結果を出したい場合、筋トレ直後に20分〜30分程度の早歩きウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を組み合わせる手法が抜群の威力を発揮します。筋トレによって遊離脂肪酸が血中に放出されたタイミングで有酸素運動を行うと、内臓脂肪がエネルギーとしてダイレクトに消費されます。時間がない方は、20秒間の全力運動と10秒間の休息を8セット繰り返す「タバタ式高強度インターバルトレーニング(HIIT)」を取り入れることで、運動後も数時間にわたって代謝が高い状態をキープできます。