かつては東京の下町居酒屋で知る人ぞ知る裏メニューだったシャリキン。これが全国区の認知度を獲得した背景には、酒場ライターの吉田類氏と、彼がナビゲーターを務める人気番組『吉田類の酒場放浪記』(BS-TBS)の存在が大きい。
番組内で吉田類氏が美味しそうにシャリキンを口にし、その魅力を味わい深い言葉で語る姿は、視聴者に強烈なインパクトを与えた。日本の伝統的な居酒屋文化を再発見するトレンドと相まって、大衆酒場ファンや若者たちの間で「聖地巡礼」とともにシャリキンを注文するスタイルが定着。酒造業界全体にも大きなインパクトを与えるカルチャーへと開花したのである。