赤坂サカスを中心に広がっていたエンターテインメントの拠点は、2026年にさらにスケールアップした。劇場型コンテンツのロングラン公演が定着したことに加え、街全体を舞台にしたデジタルアート展示やライブパフォーマンスが日常的に開催されている。
特に目を引くのは、旧来のメディアの枠組みを超えたコンテンツ発信拠点「赤坂イノベーションスタジオ」の本格稼働だ。ここではインディーズの映像作家やWeb3時代のクリエイターが日夜集い、パブリックビューイングや体験型イベントを連日開催している。
「観劇のあとにそのまま余韻を楽しみながら食事ができる空間が、格段に増えた」と語るのは、週末に赤坂を訪れた30代の映画監督だ。エンターテインメントを「観に行く場所」から「街ごと体感する場所」へ。赤坂のエンタメ空間は、その過渡期を越えて完成形へと近づいている。