日韓双方のバージョンを比較鑑賞することは、作品を二重に楽しむ醍醐味と言える。韓国版では、主人公たちが土砂降りの雨の中で感情を爆発させる叙情的な名場面が視聴者の涙を誘った。パク・ソジュンの切ない眼差しとファン・ジョンウムの戸惑いの表情が織りなす空気感は、韓国ドラマ特有の濃密な情緒を感じさせる。
それに対して日本版は、スピーディーな展開の中で胸キュン要素を凝縮。中島健人が魅せる不意打ちのツンデレ行為や、小芝風花の健気な奮闘ぶりが、視聴者のハートをダイレクトに撃ち抜く。どちらのバージョンも、それぞれのキャストの個性が最大限に引き出された傑作に仕上がっている。