結婚後、本田圭佑のキャリアは世界規模で加速した。CSKAモスクワでの活躍を経て、イタリアの名門ACミランで背番号10を背負うという日本人初の偉業を達成。その背景には、常に家庭環境を整え、メンタル面と栄養面で完璧なサポートを続けた美沙子夫人の存在があった。
さらに、3大会連続で得点とアシストを記録したFIFAワールドカップの大舞台でも、彼女はスタンドから静かに祈りを捧げていた。アウェーの過酷な環境やバッシングに晒される夜も、自宅は彼にとって唯一の安らぎの場であり続けた。世界の頂点を目指す戦いの中で育まれた夫婦の絆は、どんな戦術論よりも強く彼を支えていたのである。