多くの受験生が迷うのが「特別進学コース」と「進学コース」の選択です。両者のカリキュラムと進路実績には、想定以上の明確な境界線が存在します。
特別進学コースの学習環境と大学合格実績
特別進学コースでは、週3回の7時間授業や放課後の進学講習、長期休業中の集中セミナーなど、予備校に過度に依存せず学校完結で難関大を目指せる体制が敷かれています。北海道大学をはじめとする国公立大学、小樽商科大学、北海道教育大学、室蘭工業大学のほか、MARCHや関関同立、北海学園大学といった私立上位校への合格者を毎年輩出しています。
少人数指導ならではの個別添削指導や学習進度管理が強みであり、公立上位校(札幌東、札幌月寒など)の滑り止めとして入学した生徒が、3年間で学力を大きく伸ばして現役合格を掴み取るケースが目立ちます。
北星学園大学への内部進学枠と満たすべき基準
一方で、進学コースの最大の強みは北星学園大学への優先的な内部進学ルートです。文学部、経済学部、社会福祉学部、短期大学部を擁する北星学園大学は、札幌圏の文系私立大学として確固たるブランドを持っています。
内部進学を希望する場合、無条件で全員が進学できるわけではありません。関係者や募集要項の規定によると、主に以下の条件が課されます。
- 高校3年間の全科目評定平均値が一定基準(概ね評定3.2〜3.5以上、学科・年度により異なる)に達していること
- 欠席日数が規定内であり、生活指導上の問題がないこと
- 一定基準以上の英語資格・検定(英検準2級〜2級程度)の取得や学内推薦テストの成績
日々の小テストや定期考査を真面目にこなしていればクリアできる水準ですが、人気学科(文学部英文学科や心理応用学科など)は枠が競合するため、校内での成績上位キープが必須条件となります。