「湯の曲輪(ゆのがわ)」とは、共同浴場を中心に、それを取り囲むように旅館や商店が立ち並ぶ温泉街の伝統的な街並みのこと。山代温泉はこの曲輪の形を今も色濃く残している。古総湯の向かいには、現代的な設備を備えた「総湯」もあり、地元の人々は日常使いの総湯と、特別な時間を過ごすための古総湯を使い分けているという。浴槽で隣り合わせた地元のお年寄りと、ふと交わす世間話。そんな温かいコミュニケーションが生まれるのも、この場所が地域のコミュニティの核として機能し続けているからに他ならない。
北陸新幹線延伸から2年、なぜ今「湯の曲輪」が人々を引きつけるのか?明治の湯浴みを完全再現した共同浴場の魔力
•
•
1分で読める