理想のバストラインへ到達するための決定打は、テープを貼り始める「位置」と「引き上げる角度」、そして「テンションの強度」にある。多くの女性の悩みに向き合ってきた美胸セラピストは、「胸の肉を直接持ち上げるのではなく、アンダーバストから鎖骨へ向けて流す意識が不可欠」と指摘する。
具体的な手順を見ていこう。まずは1本目。脇の下から胸の外側にかけての肉をぐっと中央へ寄せながら、鎖骨の中央に向かって斜め上へテープを貼る。骨格構造に精通した整体師の視点からも、大胸筋の走行ラインに沿って斜めに引っ張り上げることが最も理にかなっているとされる。このときのテンションは、テープが伸び切る手前(全体の約70%の力加減)に抑えるのが鉄則だ。強く引っ張りすぎると皮膚に不自然なシワが寄り、胸の形が歪んでしまう。
続いて2本目は、アンダーバストの中央付近を起点とし、バストトップのすぐ脇を通って肩に向かって垂直近くへ引き上げる。この2本のテープが交差する「クロス構造」を作ることにより、下垂を防ぐ強固な土台が完成し、周囲の目を惹きつける劇的変化を実感できるのだ。