実父との別離後、母・坂口良子を支え続けたのが、プロゴルファーの尾崎健夫だった。「ジェット尾崎」の愛称で知られる彼は、十数年に及ぶ交際を経て2012年に坂口良子と正式に再婚。杏里にとって尾崎健夫は「継父」となった。
しかし、成長した杏里と尾崎健夫との距離は決して近いものばかりではなかった。幼少期からの複雑な心理的葛藤や、実父に対する未練、そして2013年に訪れた最愛の母の急逝。新たな家族としての関係を築こうと試みたものの、母という接点を失ったことで二人の絆は揺れ動き、メディアでもそのぎこちない関係性が取り沙汰されることとなった。