多くの英語学習者が最も頭を悩ませるのが、「as usual」と「as always」の使い分けだ。どちらも日本語では「相変わらず」や「いつも通り」と訳されがちだが、その根底にあるニュアンスには明確な境界線が存在する。
ケンブリッジ大学出版局のグラマー解説や辞書的定義においても、両者の焦点の違いは明確に区別されている。「as usual」は「特定の習慣や過去のパターンと比較して普段通りであること」を指す。対して「as always」は「時間の経過に関わらず、変わることのない不変の性質や状態」に光を当てる表現だ。例えば、「As always, you did a great job.(相変わらず見事な仕事ぶりだね)」という表現には、相手の能力や姿勢に対する深い信頼と賛辞が込められている。この差を意識するだけで、誤解を防ぎ、意図通りの感情を相手に伝えることが可能になる。