騒動の発端は2019年1月、アリアナ・グランデが自身のInstagramに投稿した1枚の写真でした。世界的ヒットを記録していた新曲『7 Rings』を祝し、日本語に強い愛着を持つ彼女は、タイトルを象徴する漢字タトゥーを左手の手のひらに彫り込んだのです。
本来アリアナが表現したかったのは「7つの指輪(7 Rings)」でした。しかし、英語の「7」を「七」、「Rings(指輪)」を「輪」と直訳し、2文字をそのまま結合して「七輪」と刻んでしまいました。日本人にとって「七輪(しちりん)」といえば、サンマや肉を炭火で焼くあの円筒形の土製コンロ以外の何物でもありません。
英語圏のファンは「クールな漢字タトゥー」と称賛の声を上げましたが、日本のファンからは「なぜバーベキューグリルが手のひらに……?」「何かの冗談では?」と困惑と笑いが入り混じった指摘が殺到することになりました。