安倍外交の真骨頂は、世界の強烈な指導者たちと対等以上に渡り合ったトップセールス外交にありました。特に安倍晋三とトランプ前米大統領の笑顔あふれるゴルフ外交や共同会見は、国際社会に強烈なインパクトを与えました。
2016年11月、米大統領選直後にニューヨークのトランプタワーへゴルフクラブを持参して駆けつけた際、メディアが捉えたのは緊張感ではなく、互いに破顔一笑する姿でした。トランプ氏が自著やインタビューで「シンゾーは最もタフで、最も信頼できる友人だった」と語った背景には、初対面から計算された心理的距離の縮め方があったと外務省関係者は証言しています。
海外メディアの反応を見ても、米『TIME』誌や英『Financial Times』などは「日本の指導者としては珍しく、ユーモアと笑顔で国際世論を味方につけた」と分析。言葉の壁を越え、感情をオープンにする姿勢が、国際社会における日本のプレゼンス向上に直結していたことがわかります。