経済産業省 資源エネルギー庁が発表する各種統計によれば、2016年の電力小売り自由化以降、数多くの事業者が「新電力」として市場へ参入した。自由化初期は過剰な価格競争が繰り広げられたが、国際的な燃料価格の高騰を機に、真の供給力と財務基盤を持つ事業者だけが淘汰の波を乗り越えて生き残るフェーズへと移行している。
消費者に求められているのは、単に「初月だけ安い」ような一時的な目眩ましに惑わされず、持続可能な料金モデルを提示している事業者を見極める目だ。価格の透明性が高く、市場価格の低下をダイレクトに還元できる仕組みを持つプレイヤーこそ、これからの時代に選ばれるべき存在と言える。