日々の暮らしの中で愛猫の健康を守るためには、どのような点に注目して耳を観察すべきなのだろうか。公益社団法人日本獣医師会が発信する動物愛護と適切な飼育管理の指針においても、日常的な身体チェックと行動観察の組み合わせが強く推奨されている。愛猫の耳のサインを正しく読み解くための具体的な観察ポイントを以下に整理した。
第一にチェックすべきは「耳の左右非対称性」だ。片方の耳だけが常に立ち上がり、もう片方が垂れたり外を向いたりしている場合、耳道内の感染症や外傷、神経障害の可能性が疑われる。第二に「耳の立ち上がっている時間と緊張感」。音への反応が終わった後も、頑なに耳をピンと立てたまま全身をこわばらせているなら、周囲への過剰なストレスや、身体のどこかに強い痛みを隠している恐れがある。
さらに、耳の動きを視神経や表情とセットで観察することも欠かせない。耳がピンと立ちながら瞳孔が大きく開き、ひげが前方を向いている時は強い好奇心や遊興の欲求だが、耳が横に倒れる「イカ耳」へ移行しそうな気配があれば警戒から攻撃への前兆だ。耳の微妙なポジショニングを日頃から把握しておくことが、重大な病気の早期発見とメンタルケアへの第一歩となる。今すぐ愛猫の耳の表情にそっと目を向けてみてほしい。 (出典: 猫 耳 が 立つ(Yahoo!ニュース))
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