『ロード・オブ・ザ・リング』の歴史的大ヒットを経て、主要メンバーはそれぞれ独自のキャリアを歩んでいる。イライジャ・ウッドはハリウッドの大作主義から一定の距離を置き、インディペンデント映画のプロデュースや個性的作品への出演に精を出す。ヴィゴ・モーテンセンは俳優業のみならず、映画監督や詩人、写真家としても多彩な才能を発揮している。
オーランド・ブルームは数々のヒット作に出演しつつ、近年は社会貢献活動やドキュメンタリー分野にも熱心だ。一方、名優イアン・マッケランは80代を迎えた今も演劇界の第一線に立ち、シェイクスピア劇などで観客を魅了し続けている。それぞれ歩む道は異なれど、彼らの心の中心には常に中つ国での記憶が息づいている。