離婚から1年9ヶ月が経過した2004年11月、世間に激震が走る事件が発生します。元夫の千葉貴史氏が、警視庁保安課によって「賭博開帳図利(とばくかいちょうとり)」の疑いで逮捕されたのです。
報道各社の取材データによると、千葉氏は東京・六本木や西麻布の高級マンションの一室を改装し、違法な闇カジノ店舗を運営。暴力団関係者の資金源となるバカラ賭博場を開帳し、多額のハウスコミッション(手数料利益)を得ていた主犯格の1人として身柄を拘束されました。現場からは数億円規模の掛け金台帳やバカラ台、トランプが押収され、裏社会と密接に結びついた凶悪な組織的犯罪であることが白日の下に晒されたのです。
さらにその後も、千葉氏は複数の詐欺疑惑や私文書偽造などの経済事件に関与したとして取り沙汰され、警察の捜査対象として名前が浮上し続けました。結婚生活当時からアンナさんが抱いていた「帰宅しない」「出所のわからない金が出入りしている」という違和感の正体は、まさにこの裏社会のカジノ賭博ビジネスだったのです。報道陣が梅宮辰夫さんのもとへ殺到した際、辰夫さんは苦渋の表情を浮かべながらも「とっくに縁を切った男。いまさら名前を出されるのも迷惑だが、娘と孫が無傷で離れられたことだけが不幸中の幸いだ」と語り、芸能一家の長として怒りと安堵を露わにしました。