当社の独自取材および取引データによると、階数や方角による価格差の構造が見えてきた。特に40階以上の高層階エリアでは、堂島川やうめきた方面を望む北西〜北東向きの住戸に高いプレミアが上乗せされている。最上階近くの角部屋では坪単価が大幅に跳ね上がり、富裕層による指値買いが入ることも日常茶飯事だ。
一方で、20階以下の中低層階は実需重視のファミリーやDINKs層に根強い人気がある。高層階ほどの眺望プレミアムがつかない分、坪単価が比較的抑えられており、リセール時の流動性が非常に高い。築年数が経過しても値崩れしにくい「中低層階の堅実さ」と「高層階の圧倒的資産性」という二極の魅力が、物件全体の価値を強固に支えている。