しかし、ブームの陰で注意しなければならない「落とし穴」も存在する。世界的な需要急増に伴い、オールドカメラの中古市場やフィルム価格が空前の高騰を見せている点だ。フリマアプリなどでは「動作確認済み」と記載されながらも、実際にフィルムを通すと内部の光漏れが起きたり、シャッタースピードが狂っていたりするトラブルが頻発している。
また、フィルム代や現像・データ化にかかる継続的なコストも無視できない。初心者が知識のないままヴィンテージカメラに手を出すと、修理費や維持費で予期せぬ出費を強いられるケースが多い。信頼できる専門店で購入するか、まずは保証が付いた新品のコダック M35や手軽なデジタルモデルからスタートするのが、失敗を避けるための確実なルートだ。